いよいよ宣教協議会が始まります
本日、実行委員とスチュワードは宣教協議会の会場である清泉寮に入りました。
明日から行われる宣教協議会に向けて準備と最終確認を行っています。
皆様のこれまでのお支えとご協力に感謝いたします。どうかこの宣教協議会が実り多き時となりますように。
日本各地から清里においでくださる皆様、お気をつけてお越しください。また、それぞれの場にあってオンラインでご視聴してくださる皆様、そうぞよろしくお願いいたします。
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管区事務所だより ぶどうの枝だより Vol.9
さあ清里へ! ~実行委員からのメッセージ~
いよいよ2023 年日本聖公会宣教協議会の清里での開催(11 月10 日~13 日)が迫ってまいりました。このたびは、各実行委員から一言、みなさまへのメッセージをお届けしたいと思います。
2020 年より準備してきた宣教協議会がいよいよ目前に迫り、実行委員会の動きも佳境に入っています。ぶどうの枝分科会・協議会、アンケートなど、これまで関わったすべての方の思いを私たちの今後の宣教を考える場に連れて行きたいと思っています。清里に集われる方も、画面を通してご参加くださる方も、どうぞよろしくお願いいたします。〈赤坂聖矢 東北教区 〉
実行委員会が発足して2年10カ月、この宣教協議会が清里で参加する方だけでなく、日本聖公会に連なるより多くの人と、教会と、教区と、イエス様を中心としたぶどうの枝のようにつながることを目指して、私たちはひたすら準備を進めてきました。協議会の後、皆さまの身近な所から、新たな宣教の働きが芽生えますように。〈司祭 島 優子(九州教区)〉
いよいよ清里に集まっての協議会(1 1/10 10~1 3) が目前にせまってまいりました。ここで分かち合われること、話し合われることを通して、神の豊かさが示され、わたしたち日本聖公会の向かってゆく方向を見据える手がかりを得ることができますように…!〈執事 下条知加子 東京教区 〉
宣教協働区・伝道教区制が設けられた2020年10月30日からちょうど3 年が経ちました。各宣教協働区では様々な協働の実りが与えられています。その素晴らしい恵みをぜひ一緒に分かち合いましょう。そして「宣教協働区アワー」では、さらに先へ進む道の手がかりが与えられる時間となることを願っています。 〈司祭 杉野達也 神戸教区 〉
これまで私たち実行委員会ではぶどうの枝である皆さんと様々な媒体を用いてつながりながら準備を進めて参りました。ぶどうの枝がさらに豊かに広がっていきますように出会いを大切にしていきたいと思います。そして、私たち一人一人が神の国の成就へ必要な存在として神さまから招かれていることを実感し、希望を持って歩み出すことが出来る宣教協議会となりますように。 〈司祭 越山哲也 東北教区 〉
これまで私たち実行委員会ではぶどうの枝である皆さんと様々な媒体を用いてつながりながら準備を進めて参りました。ぶどうの枝がさらに豊かに広がっていきますように出会いを大切にしていきたいと思います。そして、私たち一人一人が神の国の成就へ必要な存在として神さまから招かれていることを実感し、希望を持って歩み出すことが出来る宣教協議会となりますように。 〈司祭 越山哲也 東北教区 〉
日本各地からさまざまな「違い」が持ち寄られる清里での宣教協議会は、さまざまな「素材」が持ち寄られる「調理場」となっていくような気がしています。
一つひとつの「素材」がお互いの「旨味」を出し合って、主によって調理され 用いられ 実り豊かな「食卓」を共に分かち合いましょう。〈司祭 成岡宏晃 大阪教区 〉
私たちは集められます。いつもの自分の境界を越えたところに、出会いや気づき、そして希望があると信じています。私たちは招かれます。これからの教会がイエス様の働きにどのように加わっていくか話し合うために。 境界線 と 教会線 、私たちがどう越えてゆけるのか、それがこの宣教協議会のチャレンジです。〈福澤眞紀子 東京教区 〉
「実り持ち寄りブースの紹介」のプログラムでは、各教区・管区諸委員会の1 0 年の実りが目に見えるかたちで分かち合われます。この協議会のすべてのプログラムを通して、私たちがすでに与えられている実りの豊かさに気づき、元気になり、「となりびと」とともに新しい歩みを始めることができますように。〈司祭 北澤 洋 横浜教区 〉
11月10 日 (金)~13 日( 月) に、いよいよ宣教協議会のメイン・プログラムが、清里清泉寮で始まります。私たちの主イエスは、山に登られました。それは山を下るためです。山上にて神さまの御心を祈り求め、山を下り、神様の御心を人々に伝え、人々と共に神さまの御心を生きるためでした。私たちも清里の高原に集い、神さまの御心を祈り求めます。そして、私たちは高原を下り、与えられたメッセージを、広く教会、関係諸施設、地域の皆さまと分かち合い、皆さまと一緒に、神さまの御心を生きる人になりたいと願っております。
「私たちみんなの宣教協議会」と受けとめてくださると大変うれしく思います。
主の導きを祈りつつ。 〈主教 磯 晴久(大阪教区 実行委員長〉
皆様方のこれまでのお支えとご協力に感謝いたします。どうかこの宣教協議会が無事開催されますよう、また実り多き時とされますよう、引き続きお祈りください。そして、日本各地から清里へおいでくださるみなさま、またそれぞれの場にあってオンラインでご視聴くださるみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
宣教協議会プログラムについて(前号からの続き)
ぶどうの枝だよりも第10号となりました。清里での宣教協議会開催も近づいて参りました。今回は前回第9号の続きとして、宣教協議会のプログラムの中からいくつか紹介
いたします。
「宣教協働区アワー」
このプログラムは、東日本宣教協働区、中日本宣教協働区、西日本宣教協働区ごとに分かれて時間を過ごします。内容については各宣教協働区の協働委員の皆さんに考えて頂きますが、この時間の前に、主日聖餐式を献げ、主教会からのメッセージをお聞きする予定ですので日本聖公会総会で宣教協働区制への道を歩むことをご提案された主教会からのメッセージを思い巡らせたり、これまでなかなかお目にかかることの出来なかった協働区のメンバーと一緒に昼食を食べながら、出会いと交わりが豊かになることを願っています。
「清里コール」(仮称)
今回の宣教協議会の集大成でもあります。何か「宣言」というような形式ではなく、「呼びかけ」のような形式でまとめていきたいと考えていて、私たち実行委員会では仮に「清里コール」と呼称しています。2022年に開催されたランベス会議でも「ランベスコール」という呼びかけがなされておりそれからヒントを得ました。宣教とは、神様が主体となって進められている、神の国の成就を目指す絶え間ない働きです。私たちはこの働きに招かれています。
そしてその招き(コール)は今の時代、そしてそれぞれの状況においてどのように変化してきているのか、私たちはそれを机の上で考ええるのではなく、10年の実りを持ち寄り、私たちのあゆみ~物語を聴き、いのちの現場で働かれている5人の講師の皆さんからお話を伺い、そしてグループに分かれて思いを分かちあうことによって神様からの呼びかけ(コール)に応えていきたいと思います。11月の宣教協議会に至るすべてのプロセスが「清里コール」へとつながっています。
コールについてのイメージですが「難しい言葉を使わない」
「強制されるものではなく、非難の対象とされるものでもなく、教会の宣教を主体的に担っていくきっかけとなるもの」、そして何よりも大切にしたいことは清里コールによって皆が励まされ、元気になる内容にしたいと思っています。皆さんお一人お一人の心に響くものが出来ますようにと願っています。
「礼拝について」
宣教協議会を支える礼拝について最後に紹介します。
礼拝はセーフチャーチワーキンググループ、祈祷書改正委員、青年の皆さんに協力を頂き豊かな祈りの時間を持つ予定です。神様の御声に耳を傾け、となりびとのために代祷を献げ、聖歌を賛美する事も神様からの呼びかけに応える大切な時間です。
コロナ禍を経て開催されようとしている宣教協議会です。
清里に実際に集まる参加者のみならず主を信じる信仰の仲間とご一緒に神の国への呼びかけに応えて参りたいと思います。いくつかのプログラムは配信も予定されています。
どうぞ皆様、お祈りください。
そして、宣教協議会に関心を寄せて頂きますようにお願いいたします。
管区事務所だより ぶどうの枝だより Vol.8
「聴くこと」からはじまる協議会
清里で行われる宣教協議会がいよいよ近づいてきました。実行委員会では、当日に開催されるプログラムごとにチームを編成し、分担して準備作業を進めています。各教区の参加者の皆様には、オンラインの準備会を通して、協議会にむけて用意を進めていただきたい内容を共有いたしました。①協議会初日に展示される、各教区の発表の場であり交流の場、「実り持ち寄りブース」の設置準備、②各教区のこれまでの宣教の歩みについて学びを深めていただくこと、そして③3日目の11月12日(日)に行われる、宣教協働区ごとの交流企画「宣教協働区アワー」の準備、の3点です。また諸委員会からも「実り持ち寄りブース」が準備・展示されると伺っています。ご準備をどうぞよろしくお願いいたします。
各チームでは、プログラムの内容に関する話し合いも深められています。協議会1日目の11月10日(金)に行われる、日本聖公会の3つの教会から代表の方にお話ししていただく企画は「私たちのあゆみ〜物語を聴く」、そして 2 日目の11月11日(土)に行われるパネルディスカッション・分科会は「いのちの現場から聴く」と名付けられました。お話しくださる方それぞれの思いや語り、となりびとと出会い、共に歩き始めた物語を「聴く」ことを通して、これからの宣教・牧会のあり方について、また全体テーマである「いのちの尊厳」「となりびととなること」について、思いを深めていくことになります。
実行委員は8月3日(木)〜4日(金)に東京のナザレ祈りの家にて合宿を行い、全体の流れと個別のプログラムに関する打ち合わせを行いました。またスチュワードの皆様(協議会運営にあたり、さまざまなサポートをして下さる方々)とのオンラインミーティングを、8月21日(月)19時〜21時に開催しました。話し合いを深めれば深めるほど、必要な準備作業の多さを痛感する毎日です。それでも協議会の全体像が明らかになり、当日までの道筋が見えてきたことに、神様の導きを感じ、委員一同力づけられ、励まされています。
これまでも実行委員会は、宣教・牧会の現場におられる方々の声から「聴く」プロセスを大切にしてきました。オンライン及び対面の会議で準備を進め、アンケートの実施や「ぶどうの枝分科会」の開催によって、日本聖公会に関わる一人でも多くの方と、対話のキャッチボールを続けながら、議論を深めてまいりました。そして清里での協議会においては、それらの「聴く」プロセス、応答するプロセスの一つの実りとして、2023年宣教協議会から、日本聖公会と関わりを持つ一人ひとりの方々、教会、教区、管区、そして教会を越えて、世界に向かってゆく呼びかけである、「清里コール」を作成したいと考えています。
この「清里コール」につきましては、どのような内容になるのか、これから実行委員会で検討していきたいと思います。全世界聖公会がランベス会議にて呼びかけた「ランベス・コール」と響き合い、世界と地域とをつなぐ、現在の日本聖公会が行なう内外へのメッセージの発信となります。当日参加者の皆様にはグループディスカッションや祈りを通じて、この「清里コール」の作成を共にしていただきます。当日オンラインでご参加の皆様、また参加はされないものの関心を寄せてくださる皆様とも、その作成プロセスを共有しながらすすめることができますことを願っています。
一緒に、様々な方の思いを「聴くこと」から、この協議会を作り上げていきましょう。
宣教協議会プログラム
一昨年、全国の教会、関連施設・団体、教区、管区諸委員会にアンケートを配布し、2012 年以降にそれぞれの場で取り組んでこられた働きについてお聞きしました。
「み言葉に聴き、伝えること」「世界、社会の必要に応え仕えること」「生活の中で福音を具体的に証しすること」「祈り、礼拝すること」「主にある交わり、共同体となること」(「教会の5要素」から)
事柄の大小にかかわらず、それぞれの置かれた地域、生活の場で、キリストのぶどうの枝となる働きが回答に寄せられました。それらを見える形で宣教協議会に持ち寄ってみよう、そのような意図から、各教区・教会等による「実り持ち寄りブース」が計画され、11月に清里に集まる参加者の皆さんを通じて準備をお願いしています。ローカルに立つ教会の、今あるものを集合させることによって見えてくるものは何でしょうか。今回の宣教協議会はそこから出発となります。
信徒数の少ない教会の話を聴くプログラム「私たちのあゆみ〜物語を聴く」も予定されています。沖縄県名護市にある屋我地聖ルカ教会、長崎県対馬市にある厳原聖ヨハネ教会、秋田県大館市にある大館聖パウロ教会がご協力くださることになりました。過疎や高齢化が進む地域や少ない信徒の群れであっても、神様がなされている宣教のみ業に参与し、福音を体現することができることを、証するものになるのではないかと期待します。
昨年開催された「ぶどうの枝協議会」では、宣教協議会で、地域や社会で出会う人と共に歩み、共に生きる働きに焦点を当てることが提案されました。プログラムとしてどのように考えられるか検討を重ねた結果、「命の現場から聴く」パネルディスカッションと分科会が計画されています。こどもと生きる現場、多様性に生きること、カルトの問題、ホスピタルケア、貧困の問題について向き合い働かれている方々をゲストとしてお招きします。パネリストの紹介は宣教協議会ブログの「管区事務所だより4月号」から見ることができます。
3月〜5月には、祈祷書改正委員会、女性デスク・ジェンダープロジェクト、主教会と「ぶどうの枝分科会」を開きました。日本聖公会の取り組みや課題に目を向け、変革への展望と未来を見据えるためのプログラムは宣教協議会のもう一つの柱となります。これらは現在、実行委員会で詰められています。
私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。人が私につながっており、私もその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。私を離れては、あなたがたは何もできないからである。(ヨハネによる福音書15:5 宣教協議会主題聖句)
いつも私たちの真ん中に「ぶどうの木」であるイエス様がおられることを見つめながら、11月に向けての準備の過程が、皆さまと共に歩む宣教協議会、清里への道のりであるようにと願っています。
宣教協議会のための祈り
11月10日(金)~13日(月)に開催される宣教協議会に向けて、実行委員会では「協議会のためのお祈りを作ろう」ということになり、実行委員長である磯晴久主教が次のようなお祈りとしてまとめてくださいました。
「信頼と和解、平和と正義の源である主よ、人間の愚かさと誤りにより、今なお戦争、弾圧、差別、分裂の絶えないわたしたちの世界を顧みてください。日本聖公会宣教協議会へと向かう歩みを祝福し、わたしたちがこれまでの歩みを振り返り、その実りを感謝することができますようにお導きください。そして、新たな歩みの出発点とすることができますように、わたしたちの足元を照らし、知恵と力をお与えください。
あなたは、み子イエス・キリストを通して、すべてのいのち、とくに小さくされている人々と共に生きることの大切さを示してくださいました。どうかぶどうの木である主につながり、生きとし生けるものの『となりびと』となる道を歩むことができますように、わたしたちをお導きください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン」
また、子どもたちとも一緒に祈ることができるように、「祈り(こどもの祈り)」も実行委員会により作成されました。次のような祈りです。
「すべてのもののつくりぬしなるかみさま、あなたのめには、わたしたちはみな、おなじようにとうといものです。どうかわたしたちが、あなたのであわせてくださったひとすべてを、イエスさまがなさったように、たいせつにすることができますように。また、あなたがおつくりになったものすべてを、かけがえのないものとして、だいじにしてゆくことができますように。そしてわたしたちを、ほんとうのへいわがやってくるために、はたらくものとしてください。イエスさまのみなによっておいのりいたします。アーメン」
この2つの祈りには、実行委員会が目指す宣教協議会の姿が示されています。このような協議会となるよう、どうか皆さんもお祈りください。
ぶどうの枝分科会(祈祷書改正委員会編)
標記の分科会が、3月16日に開催されました。分科会としては第4回目です。参加者は、祈祷書改正委員会のメンバーと実行委員でした。祈祷書改正委員会担当主教の吉田雅人主教と専従者の市原信太郎司祭から「祈祷書改正のプロセスと現在の課題、宣教協議会に期待していること」と題してお話がありました。「私たちは共同体としてともに歩んでいく。その歩みを支えるのが祈祷書なのです」。吉田主教のこのような言葉が印象に残りました。また市原司祭からは、現在行われている多岐にわたる祈祷書改正作業についての説明をお聞きしました。その後、分かち合いの時を持ちました。この働きが、神様の祝福とみ守りのうちに終えることができますように。
2023年宣教協議会のための祈り
信頼と和解、平和と正義の源である主よ、人間の愚かさと誤りにより、今なお戦争、弾圧、差別、分裂の絶えないわたしたちの世界を顧みてください。
日本聖公会宣教協議会へと向かう歩みを祝福し、わたしたちがこれまでの歩みを振り返り、その実りを感謝することができますようにお導きください。そして、新たな歩みの出発点とすることができますように、わたしたちの足元を照らし、知恵と力をお与えください。
あなたは、み子イエス・キリストを通して、すべてのいのち、とくに小さくされている人々と共に生きることの大切さを示してくださいました。どうかぶどうの木である主につながり、生きとし生けるものの「となりびと」となる道を歩むことができますように、わたしたちをお導きください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン