宣教協議会プログラムについて(前号からの続き)
ぶどうの枝だよりも第10号となりました。清里での宣教協議会開催も近づいて参りました。今回は前回第9号の続きとして、宣教協議会のプログラムの中からいくつか紹介
いたします。
「宣教協働区アワー」
このプログラムは、東日本宣教協働区、中日本宣教協働区、西日本宣教協働区ごとに分かれて時間を過ごします。内容については各宣教協働区の協働委員の皆さんに考えて頂きますが、この時間の前に、主日聖餐式を献げ、主教会からのメッセージをお聞きする予定ですので日本聖公会総会で宣教協働区制への道を歩むことをご提案された主教会からのメッセージを思い巡らせたり、これまでなかなかお目にかかることの出来なかった協働区のメンバーと一緒に昼食を食べながら、出会いと交わりが豊かになることを願っています。
「清里コール」(仮称)
今回の宣教協議会の集大成でもあります。何か「宣言」というような形式ではなく、「呼びかけ」のような形式でまとめていきたいと考えていて、私たち実行委員会では仮に「清里コール」と呼称しています。2022年に開催されたランベス会議でも「ランベスコール」という呼びかけがなされておりそれからヒントを得ました。宣教とは、神様が主体となって進められている、神の国の成就を目指す絶え間ない働きです。私たちはこの働きに招かれています。
そしてその招き(コール)は今の時代、そしてそれぞれの状況においてどのように変化してきているのか、私たちはそれを机の上で考ええるのではなく、10年の実りを持ち寄り、私たちのあゆみ~物語を聴き、いのちの現場で働かれている5人の講師の皆さんからお話を伺い、そしてグループに分かれて思いを分かちあうことによって神様からの呼びかけ(コール)に応えていきたいと思います。11月の宣教協議会に至るすべてのプロセスが「清里コール」へとつながっています。
コールについてのイメージですが「難しい言葉を使わない」
「強制されるものではなく、非難の対象とされるものでもなく、教会の宣教を主体的に担っていくきっかけとなるもの」、そして何よりも大切にしたいことは清里コールによって皆が励まされ、元気になる内容にしたいと思っています。皆さんお一人お一人の心に響くものが出来ますようにと願っています。
「礼拝について」
宣教協議会を支える礼拝について最後に紹介します。
礼拝はセーフチャーチワーキンググループ、祈祷書改正委員、青年の皆さんに協力を頂き豊かな祈りの時間を持つ予定です。神様の御声に耳を傾け、となりびとのために代祷を献げ、聖歌を賛美する事も神様からの呼びかけに応える大切な時間です。
コロナ禍を経て開催されようとしている宣教協議会です。
清里に実際に集まる参加者のみならず主を信じる信仰の仲間とご一緒に神の国への呼びかけに応えて参りたいと思います。いくつかのプログラムは配信も予定されています。
どうぞ皆様、お祈りください。
そして、宣教協議会に関心を寄せて頂きますようにお願いいたします。