主のみ名を賛美いたします。
日本聖公会は2012 年に宣教協議会を開催しました。静岡県浜松市の浜名湖畔に、11 教区の代表者と管区諸委員ら約140 名が集い、日本聖公会の宣教課題を出し合い、大切なことを確認し合った協議会でした。
この協議会において、私たちの宣教の原点が、教会と、教会が遣わされている地域に対する牧会的働きを丁寧に実践すること、地域にある課題、また、この世界にある課題に誠実に取り組むことであると再確認しました。そして、2012 年から10 年間を〈宣教・牧会の十年〉と名付け、このテーマに沿ってのそれぞれの〈宣教・牧会〉の実りを、2022 年に開く宣教協議会で収穫感謝として分かち合うことが提案されました。
2020年10 月に開かれた日本聖公会第65(定期)総会における決議により、「2022 年日本聖公会宣教協議会」を2022年11 月に山梨県清里にて開催することとなり、そのための実行委員会が設置され、準備の話し合いが始まっています。
しかし、続く新型コロナウイルス感染症の災禍にあって、2022年秋に全国から140 名が集まることが可能かどうかという懸念もあり、実行委員会より1 年間の開催延期を提案し、主教会と常議員会でご承認いただきました。
2012 年の宣教協議会の提言で示された「2012 年以降の宣教・牧会の収穫感謝」に加え、コロナ状況下における各教区・教会の苦労や取り組みの一つひとつ、そして2020 年の総会決議によって始められた「宣教協働区・伝道教区制」の働きや教区間協働・再編の歩みも「収穫」として祝福したい。そのために2022・23 年の準備の過程自体をプレ宣教協議会として位置づけ、日本聖公会の枝に連なる各教区・教会・関連施設・諸委員会毎の分科会を持ちながら、それぞれの経験や提案を拾い上げていくプロセスとし、それらを2023 年の宣教協議会において、顔と顔を合わせて分かち合いたいと考えております。
しかし、続く新型コロナウイルス感染症の災禍にあって、2022年秋に全国から140 名が集まることが可能かどうかという懸念もあり、実行委員会より1 年間の開催延期を提案し、主教会と常議員会でご承認いただきました。
2012 年の宣教協議会の提言で示された「2012 年以降の宣教・牧会の収穫感謝」に加え、コロナ状況下における各教区・教会の苦労や取り組みの一つひとつ、そして2020 年の総会決議によって始められた「宣教協働区・伝道教区制」の働きや教区間協働・再編の歩みも「収穫」として祝福したい。そのために2022・23 年の準備の過程自体をプレ宣教協議会として位置づけ、日本聖公会の枝に連なる各教区・教会・関連施設・諸委員会毎の分科会を持ちながら、それぞれの経験や提案を拾い上げていくプロセスとし、それらを2023 年の宣教協議会において、顔と顔を合わせて分かち合いたいと考えております。
主にあって
2023 年日本聖公会宣教協議会
実行委員長 主教 アンデレ 磯 晴久