2023年1月29日日曜日
2022年12月19日月曜日
各教区教区報第5号
第5回 これまでの「ぶどうの枝分科会」について
来年の11月に開催される宣教協議会は、当初は今年の11月に開催する予定でした。しかし、新型コロナの感染状況の影響により、宣教協議会実行委員会による準備が思うように進まず、また各教区での宣教協議会に向けた機運を高めることも難しかったため、やむなく一年延期することになりました。けれども、ただ単に延期するのではなく、宣教協議会までの期間をより有意義な時間とするために、管区の諸委員会、聖公会に連なる諸施設、青年たち、主教会などと実行委員会とが分科会を行い、分かち合いの時を持つことが提案されました。この分科会は「ぶどうの枝分科会」と名付けられました。私たちは、「まことのぶどうの木」であるイエス様につながる「ぶどうの枝」ですが、その「ぶどうの枝」同士が、お互いにその恵みと課題を分ち合うというイメージです。「ぶどうの枝分科会」を宣教協議会のプロセスの一部として位置づけ、定期的に開催することになりました。
第1回目の分科会(管区諸委員会編)は、今年の2月25日・3月4日に開催されました。参加者は、管区諸委員会から、礼拝委員会・祈祷書改正委員会、人権問題担当者、青年委員会、正義と平和委員会、女性デスク、ハラスメント防止・対策担当者、日韓協働委員会の代表者の皆さんと、宣教協議会実行委員でした。各委員会へのアンケートの回答をもとに報告があり、その後意見交換の時を持ちました。各委員会のこの十年の働きの恵みと、現在の取り組み、課題について分かち合いました。それぞれの委員会の多様な働きが、すべてイエス様につながっていることに感銘を受けました。
第2回目の分科会(青年委員・青年担当者編)は、5月9日・15日に開催されました。管区の青年委員と各教区の青年担当者、実行委員が参加し、日本聖公会の中での青年たちやその活動について思いを分ち合いました。また、各教区の青年活動の恵みや課題、青年たちの主体性といったことについても話し合われました。宣教協議会においても、青年たちを「お手伝いさん」として扱うのではなく、これからの聖公会を担う存在として接することの大切さが共有されました。
第3回目の分科会(原発問題プロジェクト編)は、6月9日に開催されました。参加者は、管区の原発問題プロジェクトのメンバーと実行委員でした。まず、プロジェクト委員長の長谷川清純司祭から「この10年の恵みと課題」と題するお話、プロジェクトメンバーの池住圭さんから「原発と核の問題と聖公会宣教課題について」と題するお話があり、その後意見交換がなされました。この分科会を通して、原発や核の問題は東日本大震災から十年を経てもなお現在の問題であることを強く感じさせられました。
「ぶどうの枝分科会」は、今後も続けられる予定です。来年の宣教協議会に向け、これからも多くの「ぶどうの枝」の皆さんと恵みや課題を分ち合えればと願っています。
(文責:司祭 北澤 洋)
2022年12月2日金曜日
管区事務所だより2022年11月号
2023年宣教協議会まで残り1年を切りました。この管区事務所だよりに同封されて、ポスターと案内をみなさまにお届けしております。来年の11月、清里でどのような協議会を開催できるのかをより具体的に検討するため、去る11月9日(水)~10日(木)に数名の実行委員が実際に現地に足を運び、清泉寮内外の下見を行ないました。また、宣教協議会のテーマと主題聖句は、本冒頭に掲げたものに決定しました。これからさらにスピード感をもって、準備を進めていく段階となっています。
前号(Vol.3)にて詳しくご紹介しましたが、8月22日(月)~23日(火)に総勢35名で行なわれたぶどうの枝協議会では、活発な意見交換がなされ、宣教協議会で取り上げるべきプログラムについて多くのアイデアが出されました。それらは世界規模のものから、管区レベルのもの、今まさに直面している社会問題、そして各教会の足元のことまで多岐にわたりました。それだけ、現在私たちの目の前に、取り組むべき宣教の課題が多く存在していることがあらためて明らかになりました。多くの意見が出されたことに感謝しつつも、それらを整理し、実際のプログラムとして組み立てていく作業は、困難を極めます。
10月17日(月)に実行委員が東京に集まり、宣教協議会の大まかなプログラムを協議しました。内容は案内をご覧ください。3泊4日の日程で、1日目は教区ごとにブースを設けて前回の2012年宣教協議会 から10年間の実りを持ち寄ること、2日目は「こども」「性の多様性」「老いと死」その他複数のテーマを設定し、講師を招いてのパネルトークと分科会、3日目は東日本・中日本・西日本の宣教協働区ごとの協議と交わり、4日目は総括という柱で、全体スケジュールを組み立てました。期間中は、できるだけ多様な礼拝を行なうように、また清里の自然の中での屋外プログラムなども検討する予定です。
来年11月に現地に参集するのはおよそ140名程度になりますが、できるだけ多くの方がそれぞれの場所で参加できるよう、いくつかのプログラムはオンライン配信を計画しています。また、各教区からの参加者8名は、既存の枠組みにとらわれず、ジェンダーや年齢に配慮しつつ、より自由な人選をしていただきたいと考えています。参加者が確定しましたらオンライン準備会を行なって、参加者同士が事前に顔を合わせ、意識を高めて協議会本番に臨めるよう、また終了後は定期的にフィードバックの機会を設け、準備期間も終了後の時も大切にしていきたいと考えています。しばらくお休みしていたぶどうの枝分科会も年明けから再開し、さらに多くの方々のご意見とご協力のもと、これからさらに詳細を検討し決定していきます。
日本聖公会全体での11年ぶりの宣教協議会です。参加者はそれぞれ事情も状況も異なる教区、地域、教会から集まりますので、そこにはさまざまな思い、考え、期待、希望などがあるでしょう。それらを分かち合い、理解し合うことで、各個人、各教会、各教区、日本聖公会の宣教の働きが少しでも豊かなものとなりますよう、実行委員会では知恵と力を注いでいます。どうぞ関心を寄せてくださり、心を合わせてお祈りくださいますよう、お願いいたします。
2023年宣教協議会のための祈り
信頼と和解、平和と正義の源である主よ、人間の愚かさと誤りにより、今なお戦争、弾圧、差別、分裂の絶えないわたしたちの世界を顧みてください。
日本聖公会宣教協議会へと向かう歩みを祝福し、わたしたちがこれまでの歩みを振り返り、その実りを感謝することができますようにお導きください。そして、新たな歩みの出発点とすることができますように、わたしたちの足元を照らし、知恵と力をお与えください。
あなたは、み子イエス・キリストを通して、すべてのいのち、とくに小さくされている人々と共に生きることの大切さを示してくださいました。どうかぶどうの木である主につながり、生きとし生けるものの「となりびと」となる道を歩むことができますように、わたしたちをお導きください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン
2022年11月21日月曜日
宣教協議会ポスター完成!
11月20日付で、管区事務所より各教区へ「宣教協議会についてのお願い」と「宣教協議会ポスター」がメールにてご案内しております。
これまでお待たせしておりました、各教区より選出いただく人選について、また大まかなプログラムや、当日へ向けて各教区へのお願いなどを記載しております。ポスターは後日郵送にてお送りいたしますので、宣教協議会当日まで皆さんの目に留まるところへご掲示ください。
案内へはスペースの都合上プログラムの詳細を掲載できませんでしたので、今回の記事にて現在まで話し合われているプログラムを掲載いたします。
なお、今後の実行委員会を経て変更する場合がありますが、その場合は随時お知らせしてまいります。
宣教協議会まで残り1年を切り、先日清里・清泉寮への下見も終えました。
実際に会場を目にして、一層当日が待ち遠しくなった反面、当日までの準備期間が刻一刻と短くなっていることを実感し、やや焦りを覚えております。
実行委員一同気を引き締めて準備してまいりますので、ご協力よろしくお願いいたします!
2022年10月26日水曜日
各教区教区報第4号
第4回 2023年日本聖公会宣教協議会テーマ、主題聖句、「ぶどうの枝協議会」について
日本聖公会宣教協議会実行委員会です。今回は、宣教協議会のテーマと主題聖句について、また「ぶどうの枝協議会」(8月22(月)-23日(火))について報告させて頂きます。
・2023年日本聖公会宣教協議会テーマ、主題聖句について
[テーマ] 「いのち、尊厳限りないもの~となりびとになるために~」
[主題聖句]ヨハネによる福音書15章5節
「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。人が私につながっており、私もその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。私を離れては、あなたがたは何もできないからである。」(聖書協会協同訳)
テーマは、2012年の宣教協議会「いのち、尊厳限りないもの」を引き継いでいます。また、本協議会で大切にしたいこととして「となりびと」というキーワードをサブテーマとしました。これは、イエス様が「サマリア人のたとえ」で、「あなたの都合ではなく、あなたが、出会わされた人のとなりびと」になることを求められました。「あなたが誰かの『となりびと』になること」、それは、「相手の人が、あなたの『となりびと』になること」でもあります。本協議会では、「あなたは誰のとなりびとになりますか」という問いかけを深めていきたいと思います。
主題聖句に込めた思いは、「まことのぶどうの木」であるイエス様とつながり、そこから伸びていく、様々なぶどうの枝の集まりが、宣教協議会のイメージです。そして、協議会に関わる一人ひとりが、「ぶどうの木」であるイエス様を通じて、「となりびと」になっていくことを願っています。
・「ぶどうの枝協議会」(拡大実行委員会)について
8月21日(月)-22日(火)インマヌエル新生教会(東京教区)を会場に、武藤首座主教、各教区の宣教担当、管区の各諸委員の代表、矢萩総主事、卓宣教主事、実行委員によって
開催されました。プログラムは、21日(月)開会礼拝(聖餐式)を捧げ、礒主教(実行委員長)が説教をされました。礼拝に引き続き「ランベス会議報告」(西原主教)と実行委員による「宣教協議会実行委員会のこれまでの歩み」の発題から始まりました。その後、グループに分かれて分かち合いを行いました。午後は、「原発問題について」原発問題プロジェクト長の長谷川清純司祭より発題、そして会場をお借りしたインマヌエル新生教会の誕生に関わるそれぞれの思いを牧師の卓司祭の司会によって3人の信徒方からお話を伺うことが出来ました。その後、グループの分かち合い、全体の分かち合いを続け、来年の宣教協議会のプログラムの内容について協議いたしました。短い日程ではありましたが、たくさんの
具体的なアイデアが出され、協議会に向けてたくさんの「ぶどうの実」を頂き有意義な時でした。
2022年10月18日火曜日
第30回 宣教協議会実行委員会
第30回 宣教協議会実行委員会【10月17日(月) 場所:日本聖公会管区事務所】
2023年11月10日~13日に実施予定の2023年日本聖公会宣教協議会まで1年と少しとなります。実行委員長の磯主教を中心に、これまで「できるだけ多くの方と想いを分かち合うプロセス」を大切に宣教協議会のテーマや聖句についてともにつくり上げてきました。
今回は、いよいよ清里にて3泊4日で開催される協議会当日のプログラムを組み立てるため、全国から実行委員が集まり、それぞれの心の中にある宣教協議会に対する熱い想いを、祈りのうちに分かち合うひと時となりました。
テーマである「いのち、尊厳限りないもの ”となりびと”となるために」を土台に据え、これまで重ねてきた「ぶどうの枝分科会」、そして8月に開催された「ぶどうの枝協議会」
【ぶどうの枝協議会報告 ~ 2023年日本聖公会宣教協議会 (2023-missionconference-nskk.blogspot.com)】で分かち合われた想いを大切にし、日本聖公会に連なるすべての方がたの神さまへの想いをていねいに思い浮かべながら言葉を交わし、議論を進めました。
参加者・ゲスト・スタッフそれぞれが持つ、さまざまな「違い」を清里に持ち寄って、一つひとつの物語を分かち合い、ともに祈り、多様ないのちの在り方を受け止め合えるような協議会を目指してまいります。そのために、「年齢」、「ジェンダー」、「共同体における役割」などのバランスを考慮することも大切であると考えております。また、出来るだけ多くの方に「参加」していただけるようにオンライン配信の機会も充実させたいと考えておりますので、楽しみにしていてください。
今後、各教区において2023年宣教協議会当日に向けて進めていただきたい準備についてご案内したいと企画しています。2023年日本聖公会宣教協議会が日本聖公会に連なる一人ひとりにとって、新しい希望を見出す一歩となりますように、これからもともに祈り、準備を進めてまいりましょう。
2022年9月30日金曜日
管区事務所だより2022年9月号
「第3回ぶどうの枝分科会」
6月9日(木)、ぶどうの枝分科会〜原発問題プロジェクト編が、正義と平和委員会・原発問題プロジェクトのみなさまと共にオンラインで行なわれました。はじめに⻑⾕川清純司祭(原発問題プロジェクト⻑)と池住圭さんからお話を伺い、後半は3つのグループにわかれて分かち合いをしました。この分科会が「原発のない世界を求める週間」の期間中(6⽉5日〜11日)に行なわれたこともあり、オンラインフォーラム「原発はやめようよ」の公開プログラムには宣教協議会実行委員も参加させていただき、原発に関わる問題への理解を深めつつ話し合うことができました。
グループの分かち合いでは、原発の問題に日本聖公会として⻑くかかわって来ていること、(公開プログラム・森松亜希子さんのお話から)「人権」「日々の生活」「いのち」の大切さ、「いのちを守る権利」について、そして原発の問題がいかに私たちに見えにくくされているか、などが話されました。2011年の事故から10年以上が経ちますが、未だ何も解決せず、これからもこの問題に継続的に関わってゆく必要があることをあらためて感じることとなりました。
「ぶどうの枝協議会」
8⽉22日(⽉)〜23日(火)、インマヌエル新生教会(東京教区)を会場に「ぶどうの枝協議会」が開かれました。全国11教区の宣教担当者、管区諸委員会の代表、宣教協議会実行委員、管区事務所総主事・宣教主事、首座主教、総勢35名が一堂に会しての会議となりました。(1名は都合によりオンライン参加)
コロナ禍のため、これまでのぶどうの枝分科会や実行委員会はほぼ全てオンラインで行なわれてきましたので、実行委員でさえ全員が一堂に会するのは初めてのことでした。こうして全国からみなさんが集まり、顔を合わせて協議会を行うことができたことは、本当に大きな恵みであったと感じています。
協議会は開会聖餐式をもって始まりました。(司式:越山哲也司祭、補式:卓志雄司祭、説教:磯晴久主教)礼拝の中で“2023年宣教協議会のための祈り”が献げられました。続いて4つの発題、全3回のグループシェアリング、全体での分かち合いが行なわれました。
| 開会聖餐式説教:実行委員長 磯主教 |
‟皆様と思いを分かち合い、共に祈り、つながるプロセスを大切に”しつつ歩みを進めている2023年日本聖公会宣教協議会。6⽉〜8⽉の活動の様子を「ぶどうの枝だより第3号」としてお届けいたします。
発題Ⅰは、⻄原廉太主教によるランベス会議報告でした。この8⽉の開催の様子をスライドを用いて紹介、これまでの流れと現在の課題についてお話しくださいました。また「ランベス・コール」が宣教の指針として、わたしたちへの呼びかけとして発信されるということを伺いました。
発題Ⅱは、2020年末に始動して以来の宣教協議会実行委員会のこれまでの歩みについて、また話し合ってきたテーマや主題聖句についての紹介、実行委員会で検討してきた5つのトピック(①み言葉の分かち合い ②10年の実り③宣教協働区・伝道教区制 ④原発・環境問題⑤コロナ禍の教会)についてお話をさせていただきました。
発題Ⅲは⻑⾕川清純司祭のお話。スライドを拝見しながら、これまでのプロジェクトの歩みと活動、また直面している様々な問題について伺いました。
| 発題Ⅳの様子 |
最後の発題Ⅳでは、今回の会場となったインマヌエル新生教会の前身である3つの教会(東京聖マルチン教会・池袋聖公会・練馬聖ガブリエル教会)出身の信徒さん方(各1名)から、この教会が生まれるまでの歩みとそれぞれの思いを、「神が共におられ(インマヌエル)『新』しく『生』まれた『教会』の物語」として伺いました。それぞれに違う状況を抱えながら一つの教会になってゆくプロセスを、そのご苦労や悩みを信徒の方々から直接伺うことができてとても良かったとの意見が多く聞かれました。
2日目朝は、テゼの黙想形式の礼拝から始まりました。静かな歌と音楽の中で、また沈黙のうちに思いを巡らせる時間をゆったりと持った後に、グループシェアリングに入ってゆきました。
発題を受けての感想や大事に受け止めた事柄についての分かち合いから、それらを宣教協議会のプログラムとしてどう立ち上げてゆくのか、熱心な話し合いがなされました。最後にそれらを全体で分かち合ったのですが、それぞれ様々に違った視点からアイディアが出されてゆきました。
2日間にしては本当に盛りだくさんの会議でしたが、つごう3回のグループシェアリングをメンバーを変えずに行なったことで、より深い話し合いができたように思います。
このぶどうの枝協議会は、2023年11⽉に行なわれる予定の宣教協議会の具体的なプログラムを発案し、具体的な道筋を立てることを目的として行なわれましたが、本当にたくさんのアイディアが出されたことは感謝です。これらをまとめることは決して簡単ではありませんが、みなさまのご助言をいただきながら実行委員会でじっくり話し合い、よりよいプログラムに向けて準備をしてゆきたいと思います。
今後もいくつかの分科会を予定しておりますが、少しでも多くの方々と「宣教」について共に考えを分かち合えますよう願っております。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
| 閉会礼拝後、集合写真 |
2023年宣教協議会のための祈り
信頼と和解、平和と正義の源である主よ、人間の愚かさと誤りにより、今なお戦争、弾圧、差別、分裂の絶えないわたしたちの世界を顧みてください。
日本聖公会宣教協議会へと向かう歩みを祝福し、わたしたちがこれまでの歩みを振り返り、その実りを感謝することができますようにお導きください。そして、新たな歩みの出発点とすることができますように、わたしたちの足元を照らし、知恵と力をお与えください。
あなたは、み子イエス・キリストを通して、すべてのいのち、とくに小さくされている人々と共に生きることの大切さを示してくださいました。どうかぶどうの木である主につながり、生きとし生けるものの「となりびと」となる道を歩むことができますように、わたしたちをお導きください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン








