「第1回 2023年日本聖公会宣教協議会について」
主の平和がありますように。
日本聖公会宣教協議会実行委員会です。今後、各教区の教区報の紙面を定期的にお借りいたしまして、宣教協議会のテーマや具体的なプログラムについて、また1995年と2012年に開催された宣教協議会で協議されて分かち合われてきたことについてお伝えさせて頂きたいと思います。
主イエス様は「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。」(ヨハネ15:5)と言われました。「ぶどうの木」であるイエス様とつながり、そこから伸びていく「ぶどうの枝」である日本聖公会に連なる皆様お一人お一人とご一緒に協議会の準備を進めていきたいという願いからタイトルを「ぶどうの枝だより」としました。第1回目は「2023年宣教協議会について」これまで準備してきた事についてお知らせいたします。
これまでの経緯
2020 年 10 月の日本聖公会第 65(定期)総会において、2022 年 11 月に清里で宣教協議会が開催されることが決議されました。この決議をもとに構成された実行委員会は、オンラインミーティングを重ねて、準備を進めています。また、2021年9月9日(木)・10日(金)・10月7日(木)・8日(金)の4日間にわたり 、各教区の宣教担当者とオンラインにて意見交換を行いました。
話し合いの中で、たくさんの課題と恵みが見えてきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、実行委員会は、対面での集まりを一度ももつことができていません。そのような状況下で、また2022年の新型コロナウイルス感染状況が見通せない中、大勢が対面で集まることが可能かどうかという、プログラムを作る上での課題がありました。そして何より、皆様との対話の場の設定が必要でした。宣教協議会の準備は、各教会や教区、諸施設も含め、日本聖公会に連なる皆様お一人お一人との対話の中で、深められ、多くの方々と一緒に、進められていくことが必要だと考え、実行委員会は1年間の開催延期を提案し、主教会と常議員会で承認を頂きました。
アンケートへのご協力ありがとうございました
2021年4月から6月にかけて、各教区・教会・関連施設・管区の委員会の皆様には、アンケートにご協力頂きました。それは2012宣教協議会からの「10 年の実り」や、様々なご意見をお寄せいただくものでした。アンケートの回答は、実行委員会にて常に参考にさせて頂きたいと思います。尚、アンケートの回答結果については「2023年日本聖公会宣教協議会ブログ」にて公開されていますのでご覧下さい。
大切にしていきたいこと・これからの予定
宣教協議会の実施にあたっては、以下のことを大切にしていきたいと思います。また、今後の予定についてもお知らせします。
- 皆様と思いを分かち合い、共に祈り、つながるプロセスを大切にします。宣教協議会は1年半先のことではなく、すでに今、この瞬間に始まっていると、考えていただければと思います。
- 〈ぶどうの枝だより〉として、『管区事務所だより』、各教区報や、ブログ、Facebookなどで情報を発信していきます。
- 〈ぶどうの枝分科会〉として、2か月に1度、様々なテーマの分科会(管区の各委員会代表者、青年委員やU26運営委員、各教区青年担当者、関連施設チャプレンなど)を行います。
- 〈ぶどうの枝協議会〉として、2022年8月22日(月)〜23日(火)に、各教区宣教担当者や管区諸委員と実行委員会が対面で集まり、今後の道筋を分かち合う予定です。
- 宣教協議会の最終日としての全体会を2023年11月10日(金)〜13日(月)の3泊4日、清泉寮(山梨県清里)にて開催いたします。